陽かり

陽かり
 

これまでに例を見ない異常な遅れをみた東北地方の梅雨明けも、
もう今日か明日かといった、おひさまマークな天気予報に、
ほっと胸をなでおろしていた朝だった。


TVから飛び込んできた、辛坊キャスター復帰の報道に、
嬉しさのあまり思わず、歓喜の声をあげてしまったわたし。
事故当時の辛坊キャスターの憔悴しきった表情には涙が零れ、
この日が来るのを、ずっと祈っていたのだ。

 

 


やれ責任だ、リスク管理だ、前例がないなどと言っては、
大切なこころが置いてきぼりにされるこのご時世に、
だれが、いのちを懸けて、
他人のゆめに寄り添ってくれるというのだろう。


結果が大切なんじゃない。
そのことを、改めて心に刻み込むように、
沈んでいたわたしのこころに、
陽かりをさしてくれるような、今朝の報道だった。


後悔するのはやめよう、
そう強くこころに思うことができたのは、
辛坊キャスターに対する敬意が紛れもない真実であることの、
自分の中での証明のようでもあり、
ちっぽけなわたしのこころの闇に対してまでも、
陽かりを注いでもらったからのようでもあり、
とにもかくにも、わたしのなかで揺れ動いていた自責の念を
払拭してくれるかのような陽かりを、
そこに感じたからに違いはなかった。

 

 

こういうときにこそ、露呈する人間性。
驕り高ぶるでもなく、言い訳をするでもない、
謙虚という言葉では足りないほどのつつましさ。
感動さえ覚えるその姿勢に、
ただ、こころにあふれる想いは「ありがとう」

 

こころから応援しています。

 

 

 

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