日常の中に、写真を撮る楽しみを知ってから、
しあわせの色合いがますます彩度をまして、
まいにちが、きらきら輝いている。
例えば、光に対するときめきひとつとってみても、これまで、
誰のもとにも平等に降り注ぐ陽の光の、そのぬくもりを、
日々感じながら生きていたつもりだったけれど、
それがこんなにも素敵らしいものだったのだと、
感動を新たにするこころは、
まるで、天使の水晶体をもらったように、
おおはしゃぎで、別世界を覗いている。
カメラを持つ、いちにちのほんのほんのわずかな時間なのに、
そのときめきに出会えるだけで、
こんなにもしあわせを噛み締められる。
時に、地に張りついて、
アリの生態を観察しているかのようであっても、
時に、腹筋運動のような姿勢で、
耐寒筋持久力訓練をしているかのようであっても、
もしかして、通りゆく人たちが、視線をまっすぐにしたまま、
視界の片隅に映るわたしを、見なかったことにしようと、
奇異に捉えていたとしても、
そんな、へたっぴ超初心者なりきりカメラ女子の、
一生懸命な滑稽さ加減が、自分ながらに楽しくて堪らない!!
変???(-。-;)
子どもが、お母さんに口紅をさしてもらって、
大人気取りで、浮かれている感覚???
いや、それともちょっと違うかな?
あぁ・・・この感覚は、ど素人にしか共感できないんだろうかと思うと、
このまま、ど素人のままでいたいとまで思えてくる。
話が脱線してしまったけれど、
カメラを持つようになって、
ものの見る角度や視点が自ずと変わってきて、
生活に楽しみと潤いが生まれた。
難しいことはちっともわからなくて、
まだまだここからなのだけど、
楽しいの感覚・・・しあわせの色合い・・・
ずっとずっと大切にしていけたらいいな。
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